日本の業務システム56件を対象に、MCP(Model Context Protocol、AIがツールやデータに接続するための標準プロトコル)とAPI(REST/SOAP/GraphQL/gRPC)の対応状況を公開資料ベースで調査した記事です。調査によると、56件中47件がAPIに対応しており、形式が明確に記載されているのは31件でした。形式別ではREST系が31件、SOAPが3件、GraphQLが1件、gRPCは0件と報告されています。一方でMCPに対応しているのは56件中14件にとどまり、MCP対応の14件はすべてAPIとも併存していて、MCPのみ対応のシステムは0件でした。

また56件中28件でAPI呼び出し回数などの上限が明記されており、そのうち具体的な数値が記載されているのは25件でした。筆者はMCPをAPIの代替ではなく補完的なプロトコルと位置づけたうえで、システム連携を検討する際は「相手が何を出しているかから調べよ。自社が何を使うかはその後」と主張しています。なお、この調査は実際の動作確認を伴わない文献調査であり、対象も「編集部が一次調査を終えて公開している56システム」に限られるため、日本全体を代表するものではないと筆者自身が明記しています。

出典が伝えている要点

  • 調査対象は日本の業務システム56件
  • 56件中47件がAPIに対応している
  • 47件のAPI対応のうち、形式が明確に記載されているのは31件
  • 56件中14件がMCPに対応している
  • MCP対応14件はすべてAPIとも併存しており、MCPのみ対応のシステムは0件
  • API形式のうちREST系が31件
  • API形式のうちSOAPが3件
  • API形式のうちGraphQLが1件
  • API形式のうちgRPCは0件
  • 56件中28件でAPI呼び出し回数などの上限が明記されている
  • 上限が明記されている28件のうち、具体的な数値が記載されているのは25件
  • 筆者はこの調査について「実装していません。公開資料を読んだだけ」と明記しており、動作確認を行わず公開文献の調査のみで行われた

原文より

相手が何を出しているかから調べよ。自社が何を使うかはその後
実装していません。公開資料を読んだだけ

出典: qiita.com

← 2026.09.03 の号を通しで読む