AI創薬企業Insilico Medicineが、AIが設計した薬「レントセルチブ(Rentosertib)」により人間の生物学的年齢が若返ったとする研究結果をNature Biotechnologyに発表しました。この薬はもともと特発性肺線維症の治療と老化防止を目的に開発されたものです。
2025年に実施したPhase 2a臨床試験の患者42人の血液サンプルを、ハーバード大学・オックスフォード大学・北京大学・Insilico Medicineが構築した6種類の「老化時計」(AI予測モデル)で分析した結果、レントセルチブ30mgを1日2回投与された患者で、平均して生物学的年齢が約3〜4年逆転し、一部の指標では最大6年の逆転が見られたとのことです。6つ全ての老化時計で若返り傾向が確認されたと報告されています。
出典が伝えている要点
- AI創薬企業Insilico Medicineが研究結果をNature Biotechnologyに発表した
- 発表対象の薬剤は「レントセルチブ(Rentosertib)」というAIが設計した薬である
- レントセルチブは本来、特発性肺線維症の治療と老化防止を目的に開発された
- 臨床試験参加患者から採取した血液サンプルが分析に用いられた
- 分析にはハーバード大学、オックスフォード大学、北京大学、Insilico Medicineが構築した6種類の「老化時計」(AI予測モデル)が使われた
- レントセルチブ30mgを1日2回投与された患者で、平均して生物学的年齢が約3〜4年逆転したとされる
- 一部の老化時計では最大6年の逆転が示された
- 6つ全ての老化時計で若返り傾向が確認された
- 論文はNature Biotechnologyに掲載され、DOIリンクはhttps://www.nature.com/articles/s41587-026-03286-yである
原文より
レントセルチブ30mgを1日2回投与された患者で、平均して生物学的年齢が約3~4年逆転
出典: gigazine.net