Reactチームは2026年9月9日、React 19.3をリリースしました。目玉はView Transitions(ブラウザのView Transition APIを用いたアニメーション機能)とFragment Refs(単一の親要素を持たない兄弟要素グループにrefを設定できる機能)の正式版化です。View Transitionsのアニメーションタイプはenter、exit、update、shareの4種類があり、addTransitionType機能により同じ状態更新でも異なるアニメーションタイプを指定できるようになりました。

react-domには、サーバー側レンダリングをスキップしてlocalStorageなどブラウザのみの機能を扱えるbrowser() APIが追加されたほか、DOM-based XSS攻撃を防ぐTrusted Types APIへの対応も加わりました。Server Componentsではプロバイダー用ラッパーコンポーネントなしにContextを直接レンダリングできるようになるなど、多数の改善とバグ修正が行われています。

出典が伝えている要点

  • Reactチームは2026年9月9日にReact 19.3をリリースした。
  • React 19.3ではView Transitions機能がブラウザのView Transition APIを使用し、実験的APIから正式版になった。
  • View Transitionsのアニメーションタイプにはenter、exit、update、shareの4種類がある。
  • addTransitionType機能により、同じ状態更新でも異なるアニメーションタイプを指定できるようになった。
  • React 19.3ではFragment Refsが追加され、単一の親要素を持たない兄弟要素グループに対してrefを設定できるようになった。
  • Fragment refで得られるFragmentInstanceは、addEventListener、focus、getClientRects、scrollIntoViewなどのメソッドを持つ。
  • react-domに新しいbrowser() APIが追加され、サーバー側レンダリングをスキップしてブラウザのみの機能(localStorageなど)を扱えるようになった。
  • React 19.3ではDOM-based XSS攻撃を防ぐTrusted Types APIに対応し、TrustedHTML、TrustedScript、TrustedScriptURLオブジェクトを直接渡せるようになった。
  • Server Componentsで、プロバイダー用ラッパーコンポーネントなしにContextを直接レンダリングできるようになった。
  • React DOMではonFullscreenChangeとonFullscreenErrorイベントに対応した。
  • Reactサーバー機能でError.causeとAggregateError.errorsをクライアントに転送できるようになった。
  • バグ修正として、useDeferredValueの古い値がスタックする問題やuseSyncExternalStoreの更新漏れなどが修正された。
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