ブレインパッドでRtoaster GenAIを開発する依田健人氏が、Claude CodeにDesign docやPRの説明文を書かせた際に生じる「読みにくさ」の原因を分析しました。生成AIが書く文書は、重要度による取捨選択をせず全観点を並列に書き、結論を最後に置き、テンプレートの見出しを律儀に埋め、自明な項目にも両論併記をしてしまうため冗長になると指摘しています。

「採用したのはどれで、なぜか」という一番知りたい情報が、不採用の選択肢の説明や自明なメリット・デメリットの列挙に埋もれてしまいます、と著者は述べています。

対策として著者は、Skill(プロンプト指示)に、冒頭に結論を3行以内で書く、代替案は表で比較する、「やらないこと(Non-goals)」を明記する、定型セクションは必要な場合のみ書く、削除可能なセクションは削るという指定を加えることを提案しています。同一要件(ECサイトのカート割引クーポン機能)で試したところ、改善前は284行・8521文字・見出し32個だった文書が、改善後は41行・1239文字・見出し6個まで削減できたと報告しています。

出典が伝えている要点

  • 著者はブレインパッドのプロダクト開発部でRtoaster GenAIを開発している依田健人氏である。
  • 著者はClaude CodeでDesign docやPRの説明を作成させている。
  • 記事は生成AIが書くドキュメントが読みにくくなる原因として、網羅と重要度を区別しない、結論が最後に来る、テンプレートの見出しを律儀に埋める、自明な項目にも両論併記をする、の4点を挙げている。
  • 著者は同じ要件(ECサイトのカート割引クーポン機能)で2つのSkillを試験した。
  • 改善前(Before版)の文書は284行・8521文字・見出し32個だった。
  • 改善後(After版)の文書は41行・1239文字・見出し6個だった。
  • 著者はSkillに、冒頭に結論(3行以内)を書く、代替案は表で比較する、『やらないこと(Non-goals)』を明記する、定型セクションは必要な場合のみ書く、削除可能なセクションは削る、という指定を加えることを提案している。

原文より

「採用したのはどれで、なぜか」という一番知りたい情報が、不採用の選択肢の説明や自明なメリット・デメリットの列挙に埋もれてしまいます。

出典: qiita.com

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