SmartHRのプロダクトエンジニア・ani氏(入社3か月時点)が、Claude Codeを活用した独自の開発フレームワーク「ハーネス」の設計・実践を報告しています。オーケストレータ・実装エージェント・レビュアー・機械検査という4種類の役割分担と、スキルファイル・JSON状態管理・シェルスクリプト検証を組み合わせた仕組みにより、新機能開発の実質工数を2.5か月からほぼ1か月に短縮したといいます。
状態管理にはprogress.json(全体進捗)とstages.json(タスク別進捗)の2つのJSONファイルを使い、タスクが10個に達した時点でstages.jsonは118KBのサイズになったとのことです。レビュアーは4体を並列で動かし、「仕様突合」「並行性」「認可」「機能完結性」の4つの観点でチェックします。シェルスクリプトによる検査項目は12項目、開発手法はテスト駆動開発(TDD)に固定しています。
著者は「AIエージェントに大きな機能を任せるときは、モデルの良し悪しよりも周囲の環境を設計して成果を最大化することが大事」と述べ、細かくセッションを切っても「引き継ぎが壊れません」とも語っています。モデル性能そのものよりも、周辺環境の設計に力点を置く姿勢が印象的な体験談です。
出典が伝えている要点
- 著者はSmartHRの情シス領域プロダクトエンジニア・ani氏で、入社3か月時点でこの記事を執筆した(公開日2026年9月16日)
- この開発手法により、新機能開発の実質工数が2.5か月からほぼ1か月に短縮したと主張している
- ハーネスはスキルファイル・JSON進行状態ファイル・シェルスクリプトの3要素で構成される
- シェルスクリプトによる検査項目は12項目ある
- エージェントの役割は「オーケストレータ」「実装エージェント」「レビュアー」「機械検査」の4種類に分かれる
- レビュアーは4体を並列で動かす
- 状態管理には progress.json(全体進捗)と stages.json(タスク別進捗)の2つのJSONファイルを使う
- stages.jsonはタスクが10個に達した時点で118KBのサイズになった
- 開発手法はテスト駆動開発(TDD)に固定している
- レビュアーの観点は「仕様突合」「並行性」「認可」「機能完結性」の4つ
原文より
AIエージェントに大きな機能を任せるときは、モデルの良し悪しよりも周囲の環境を設計して成果を最大化することが大事
セッションをいくら細かく切っても、引き継ぎが壊れません
出典: tech.smarthr.jp