株式会社Rebaseのエンジニアリングチームが、自社Next.jsプロジェクトのデプロイ遅延を調査した記事です。同じリポジトリのPR検証時のビルドは5分で完了するのに、デプロイ時は約25分かかるという謎を追い、next build自体には1106秒かかっていたことを突き止めました。

原因はGitHub ActionsのワークフローでQEMU(ARM命令をx86命令へ逐次変換するエミュレータ)を使ったARMエミュレーションをしていたことでした。GitHub Actionsは2026年1月29日にプライベートリポジトリ向けにARM64ネイティブランナーの提供を始めていましたが、この設定更新がされていなかったとのことです。

ランナーをubuntu-latestからubuntu-24.04-armに切り替え、docker/setup-qemu-actionの記述を削除した結果、デプロイ全体は25分26秒から6分3秒、ビルド&プッシュ工程は24分43秒から5分35秒に短縮されました。ステージングと本番を合わせて約50分かかっていたデプロイが約12分になったとのことです。

出典が伝えている要点

  • 著者は株式会社Rebaseのエンジニアリングチーム所属のokai氏である
  • この改善は自社プロジェクトのデプロイフローに対して実施された
  • 改善前のデプロイ全体の所要時間は約25分26秒だった
  • 改善前のビルド&プッシュ工程の所要時間は24分43秒だった
  • 改善後のデプロイ全体の所要時間は6分3秒だった
  • 改善後のビルド&プッシュ工程の所要時間は5分35秒だった
  • この改善によりステージングと本番を合わせて約50分かかっていたデプロイが約12分に短縮された
  • 調査の結果、next buildの実行に1106秒かかっていたことが判明した
  • 同じリポジトリのPR検証時のビルドは5分で完了していたが、デプロイ時は25分かかっていた
  • 原因はGitHub Actionsのワークフローでqemu(ARM命令をx86命令に逐次変換するエミュレータ)を使用していたことだった
  • 対策として、GitHub Actionsのランナーをubuntu-latestからubuntu-24.04-armに変更し、docker/setup-qemu-actionの記述を削除した
  • GitHub Actionsは2026年1月29日にプライベートリポジトリ向けにARM64ランナーのサポートを開始していたが、この記事の対象プロジェクトではその設定更新がされていなかった
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