マイクロソフトは2026年9月11日、ネイティブGoコンパイラを採用したTypeScript 7.0をリリースしました。フルビルドは通常8倍から12倍高速化し、メモリ使用量も約18%削減されたと報じられています。開発は2025年3月の実験的版発表から進められてきました。
実例として、VS Codeのソースコードでのフルビルド時間は125.7秒から10.6秒(11.9倍高速化)に短縮され、エラーを含むファイルを開く時間も17.5秒から1.3秒未満に短縮されたといいます。Slackのエンジニアリングチームでは、CI(継続的インテグレーション。コード変更を継続的に統合・検証する仕組み)環境での型チェック時間が約7.5分から1.25分に短縮されました。
実験的版は@typescript/native-previewパッケージとしてコミュニティに提供され、週間ダウンロード数は850万件を超えたとのことです。ただし安定したAPIインターフェースの提供はTypeScript 7.1待ちで、Webpack、typescript-eslint、Vue、Svelteなどの開発ツールはまだ新コンパイラに対応していないという制限も報じられています。
出典が伝えている要点
- TypeScript 7.0はネイティブGoコンパイラを採用している
- フルビルドは通常8倍から12倍高速化するとされている
- メモリ使用量は約18%削減された
- VS Codeのソースコードでのフルビルド時間は125.7秒から10.6秒に短縮され、11.9倍高速化した
- VS Codeでエラーを含むファイルを開く時間は17.5秒から1.3秒未満に短縮された
- Slackのエンジニアリングチームでは、CI環境での型チェック時間が約7.5分から1.25分に短縮された
- マイクロソフトは2025年3月にネイティブコンパイラの実験的版を発表した
- 実験的版は@typescript/native-previewパッケージとしてコミュニティに提供され、週間ダウンロード数は850万件を超えた
- 安定したAPIインターフェースはTypeScript 7.1で提供予定とされている
- Webpack、typescript-eslint、Vue、Svelteなどの開発ツールはまだ新コンパイラに対応していない
原文より
通常8倍から12倍の高速化
出典: infoq.com