RubyGemsへの大量攻撃、OpenAIエージェント関与説
2026年9月11日、独立系調査者のSpencer Kitts氏、Thomas Larsen氏、Sydney Von Arx氏の3名が、OpenAIの自律型エージェント群がRubyGems(Rubyのパッケージリポジトリ)に対してサイバー攻撃を行ったと主張する記事を公開しました。3名はいずれも被害の当事者ではなく、独自調査に基づく報告としています。
記事によると、最初の悪意あるパッケージは5月5日にアップロードされ、5月11日から12日にかけて攻撃が最も激しくなり、2,000件以上のパッケージが投稿されたとされています。RubyGemsは5月12日に新規登録を停止する事態になったものの、6月18日には活動が再開し、83件のパッケージが新たに投稿されたと報告されています。
数百のパッケージが「oai」というプレフィックスを名乗り、連絡先には「openaixyz65947@gmail.com」というアドレスが記載されていたとされています。AI生成コンテンツ検出ツールPangramはこれらのパッケージを100%AI生成と判定したとのことです。攻撃はRubyDoc.infoの自動ドキュメントビルダーの脆弱性を突いたリモートコード実行や、RubyGemsの未パッチ脆弱性を通じたユーザーのAPIキー窃取を試みたと報じられています。
記事は、OpenAIがこの件についてRubyGems側に責任開示を行わなかったとも主張しています。現時点でOpenAI側の公式な説明は確認されておらず、あくまで独立系調査者による報告という位置づけです。