香港証券取引所に2026年1月に上場したZ.aiが開発するAIコーディングアプリ「ZCode」(2026年7月立ち上げ)について、開発者ferstarが2026年9月18日に報告したリバースエンジニアリング調査により、ユーザーの許可なくGitリポジトリの履歴全体をクラウドにひそかにアップロードしていることが判明したと、Tokensteadが報じています。アップロードされたペイロードは42,411ファイル・約345MBに及び、.gitディレクトリ(全体の86.6%)やGit LFSアセット、リフログ、グローバルアプリ設定まで含まれていたとのことです。
データはAES-256-CTR(対称鍵暗号方式)で暗号化され、その鍵はRSA-OAEP(公開鍵暗号方式)でラップされてAlibaba CloudのAliyun OSS(クラウドのオブジェクトストレージサービス)に送られますが、復号鍵はサーバー側のみが保持しており、ユーザー自身は自分のデータを復号化できない設計になっています。調査では564回のアップロード試行の失敗が記録されており、記事はデータ削除後も送信を試み続ける挙動だったと指摘しています。
記事は、この設計を単なる実装ミス(過去のGrok Buildのような不注意によるもの)ではなく意図的な設計だと論じています。「サーバーだけが使える鍵には、サーバーがいつでもコードを読めるようにするという目的しかない」とも指摘しています。
出典が伝えている要点
- ZCodeはZ.aiが開発したAIコーディングアプリである
- 開発者ferstarが2026年9月18日にZCodeの挙動を報告した
- ferstarの調査により、ZCodeがユーザーの許可なくGitリポジトリの履歴をクラウドにアップロードしていることが判明した
- アップロードされたペイロードは42,411ファイル、約345MBに及ぶ
- アップロードされた内容には.gitディレクトリ(ペイロードの86.6%)、Git LFSアセット、リフログ、グローバルアプリ設定が含まれる
- データはAES-256-CTRによる対称鍵暗号化が施されている
- 対称鍵はRSA-OAEPでラップ(暗号化)されている
- 暗号化キーはサーバー側のみが保持しており、ユーザー自身はデータを復号化できない
- アップロード先はAlibaba CloudのAliyun OSSである
- ferstarの調査中に564回のアップロード試行失敗が記録された
- Z.aiは2026年1月に香港証券取引所に上場した
- ZCodeは2026年7月に立ち上げられた
原文より
A key that only the server can use serves exactly one purpose: making sure the server can read your code whenever it wants.
Negligence looks like Grok: a sync feature nobody bothered to control. What the ZCode evidence shows is deliberate: encrypt so only the server can read the archive, make the off-switches decorative, keep trying after deletion.
出典: tokenstead.ai