DeepSeek-V4.1-Flash発表、値上げ撤回し低コストで上位モデル超えを主張
中国DeepSeek社は2026年9月10日(現地時間)、新モデル「DeepSeek-V4.1-Flash」を発表しました。MoE(Mixture of Experts、入力内容に応じて一部のパラメータだけを動かし処理効率を高める仕組み)アーキテクチャを採用し、パラメータ数は5520億(552B)です。同社は、自社のフラッグシップモデル「DeepSeek-V4-Pro」に加え、OpenAIの「GPT-5.6 Sol」やAnthropicの「Claude Opus 5」も一部性能で上回ると主張しています。
注目すべきは料金です。DeepSeekは2026年8月13日に利用料金を値上げしたばかりでしたが、今回の発表と同日に一転して値下げしました。新しいオフピーク時料金は、入力がキャッシュヒット時0.003ドル・キャッシュミス時0.15ドル、出力0.6ドルで、値下げ前の入力0.007ドル/0.22ドル、出力0.66ドルから引き下げられています。背景には、KVキャッシュ(過去の計算結果を再利用する仕組み)の量を削減する新アーキテクチャがあり、特に入力時の料金効率を高めたとされています。